今回はDTMを始めるにあたって必要不可欠なパソコンに着目していこうと思う。
パソコンはどうしても高額になってしまうため、DTMを始めるにはお金がかかってしまうというイメージが頭から離れない。

ただ数年前に買ったパソコンは使えないのか?できるだけ安いパソコンがいい!という人の為に必要最低限なパソコンのスペックなどを見ていこうと思う。

まずはその前にパソコンといってもいっぱいあるので大まかに分けて考えてみよう。

デスクトップ?ノートパソコン?

さぁ今日は天気も良いしカフェで美味しいコーヒーでも飲みながらパソコンで作業しよっかな♪
よし!今日は◯◯ホテルで重要な会議だ。この頑張って作ったデータでプレゼンするぞ!

こういう状況でデスクトップパソコンを持ち出す勇者は未だ見たことがない。
こういう方たちは間違いなくノートパソコンを使っているだろう。

私自身カフェなんかで読書やノートパソコンを開くというのはかなり苦手な分野だ。
もう人のことが気になりすぎてしまい、集中なんてできる気がしない。
私のようにパソコンを外に持ち出す必要性がない人には間違いなくデスクトップをオススメする。
それではオススメする理由も含め双方のメリット・デメリットを見ていこう。

◆デスクトップ

メリット

  • 画面が大きく作業がしやすい
  • 高性能なパソコンが多い
  • 基本据え置きなので線の抜き差しが少ない

デメリット

  • 持ち運びができない

◆ノートパソコン

メリット

  • 持ち運びが容易にできる(スタバでドヤ顔)
  • 比較的安い

デメリット

  • 画面が小さく作業がしにくい
  • 性能が低いパソコンが多い

パソコンを持ち出さない人はデスクトップ!
パソコンを持ち出す人はノートパソコン!

シンプルな説明が一番わかりやすいですな。

Mac?Windows?

ここではDTMで使用するDAWソフトも関係してくる。
まだDAWソフトが決まってないのであれば以前に書いた記事があるのでこちらから見てほしい→DAWソフトの選び方

私が音楽を始めたぐらいの頃(20年以上前)は音楽やデザインといえば必ずMac!と言われるくらいMacにしかできない事が多かった。
だが現在ではWindowsでも多種多様にいろんなソフトを扱えるようになったので何の問題もないだろう。

だが実際に使えるDAWソフト、使えないDAWソフトがあるのでそこを見ていこう。

◆Macでしか使えないDAWソフト

  • Logic Pro
  • Garage Band

◆Windowsでしか使えないDAWソフト

  • Sonar
  • Acid

基本ここさえ気をつけておけばMacでもWindowsでもどちらでも大丈夫だ。
ただ問題なのはDAWソフトに対応しているOSかどうかを調べる必要がある。
【使いたいDAWソフト名 対応OS】とかでググってしっかりと確認をしてほしい。

OSもDAWソフトも日々進化しているため、購入する間際には是非一度調べてみよう。

以前にも説明したが、私が使っているという事もありLogic Proというソフトをオススメしている。(Mac専用)
私が大金持ちであれば生徒さん全員にMacを買ってあげたい(笑)

パソコンのスペック

わかりやすいように今回はパソコンのスペックをサラリーマンで例えようと思う。
まずスペックは大きく分けて3つあるので一つずつみていこう。

1、CPU

CPUとはいわゆるサラリーマンの【かしこさ】だ。
かしこいヤツほどテキパキと仕事をこなしてくれる。
バカなヤツは『もうこんなんわからへん』と(フリーズ)固まってしまうだろう。

CPUにはCore i3、Core i5、Core i7などといった数値を見かける。この数値は数字が大きくなるにつれサラリーマンの賢さがアップすると思ってほしい。

そしてコア数。シングルコアやデュアルコアとかいう名称で呼ばれている。

そうコア数とはサラリーマンの人数だ。
人数が多ければ多いほど同時に様々なことを処理してくれる。そしてサボる奴もいないだろう。

まとめるとCPUはサラリーマンの賢さと人数で選ぶイメージだ。

DTMでは【Core i5 デュアルコア】と同等かそれ以上を使えば大丈夫!

メモリ(RAM)

このメモリというのはサラリーマンが働く机の大きさだと思ってほしい。
机が小さすぎると、書類(データ)もろくに置けない。
あの書類はどこに行った?!さっきまで置いてあったペンが消えた!という問題が起こるはずだ。
大きい机を用意してあげると、自由自在に書類(データ)を並べ、いろんな筆記用具も綺麗に並べることができる。
作業効率が上がるのは間違いないだろう。

DTMでは容量の大きいデータを扱う事が多いため

【メモリ 8GB】以上をオススメする。

容量

容量とはいろんな書類(データ)をしまっておく机の引き出しの大きさだと思って聞いてほしい。
まずはその引き出しの種類から見ていこう。

少し前になるがSSDという名前の引き出しが発売されている。
それまではHDDという引き出しだったのだが、このHDDは引き出しを開けるのに少し時間がかかってしまうのだ。
それに比べSSDはとてもスムーズに引き出しを開けれるため、書類(データ)をスピーディーに取り出す事ができる。
しかしHDDでも問題なく動いてくれるのでお財布と相談しながら検討してみてほしい。

次は引き出しの大きさをみていこう。
256GBや512GB、はたまた1TBなどという数字を見たことがあるだろうか。
これも数値が大きくなるにつれ引き出しの大きさが大きくなるイメージだ。(1TB=1000GB)

私が使っているLogic ProというDAWソフトで70GBという容量があり、cubaseでも50GBの容量がある。できればパソコンに負担をかけないよう、容量の半分くらいは残しておきたいところ。
だがこの容量に関してはパソコンに外付けできるSSDやHDDが存在するため、そんなに心配しなくてもいいかもしれない。

パソコンを使いDAW以外の作業をしている人にとっては大きな問題になるかもしれないが、DAWだけの場合、最初は256GBあれば問題ないだろう。

ちなみに私は追加の音源などを多数購入しているため、現在600GBぐらい使ってしまっている。後々の事を考え大きめの容量を選択するのもいいかもしれない。


最低限スペックまとめ

CPU Core i5. デュアルコア
メモリ  8GB
容量   256GB

これと同等かそれ以上のスペックが有ればすんなりとDTMを始める事ができる。
もしパソコンを持っているなら使えるかどうかスペックを確認してみよう。

中古でいいんだよ中古で

新品は気持ちがいいし、クンクンと香りまで楽しみ気分が上がるのも知っている。
『人が触ったものなんて気持ち悪い!』と思う人には無理かもしれないが、大丈夫な人は中古で全く問題ない。
新品に比べるとかなり安く購入できるのでオススメだ。
ただしっかりと信頼(保証やアフターサービス)できるところから購入するようにしよう。

私自身も最近ではパソコンを新品で購入することはなく、全て中古で揃えている。
使ったのは1、2回。みたいな商品も出回っており、そんな商品も新品に比べると安くなっているのだ。
さすがにマイクの中古となると唾液問題で気持ちが悪すぎるので中古を買おうとは思わないが、気にならない機材はまず中古から探すようにしている。

最後に

DTMを始めるにあたって最初の難関がパソコンの購入だと思っている。
そして購入してしまったからにはDTMを諦めたくはない。
作曲ができるまで、そしてDAWを使いこなせるまでヨシトモはあなたに全面協力を約束する。

ここまで長々とお付き合いいただき感謝する。
少しでも協力できたのであれば幸いだ。
私のわかる範囲だが、質問も受け付けているので自由に活用してほしい。

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