そばがき ¥900
もりそば大¥1300 + 柿の葉寿司¥350

日本代表ヘルシー料理!

最近自らの足を使いポスティングたるものを遂行している。日に4時間ぐらい汗をかきながら歩き、犬に吠えられ、少し不審者っぽい目線を向けられたりもする。
本当に大変な仕事だなと痛感しながら一歩一歩踏みしめて皆様にYOSHITOMOの存在をお届けするために頑張っているのだ。
けれど嫌なことばかりではなく、良いこともたくさんある。
普段足の運ばないような場所を歩き回るため、新しい発見が次から次へと目に飛び込んでくるのだ。
身の毛もよだつ雰囲気の建物を発見したり、手塚治虫の世界観溢れるカーポートを見かけることもある。中には人が住んでるかわからないようなゴミ屋敷があったり、金木犀の素敵な香りがする抜群にお洒落なお屋敷があったりと、あきる事なく楽しませてもらっている。
もちろん様々なお店にも出会う。前置きが長くなってしまったが今回とても素敵なお蕎麦屋さんに出会ったのでご紹介しよう。

お店入り口


私は今まで『蕎麦かうどんかどちらか選べ』と言われたら、間違いなくうどんを選択していた。あの歯応えのあるぶっとい麺を食べるのが好きなのだ。
別にうどんが嫌いになった訳ではないのだが、最近では蕎麦屋さんを見かけるとどうしてもお店に入りたくなってしまう。これも年の功だろうか。

店内

お店に入ると柔らかい雰囲気の女性がお出迎えしてくれた。店内には常連さんだろうか?3名ほどお蕎麦をすすっていらっしゃった。
テーブルに案内され疲れた足をゆっくりと休める。一息つくとお茶が運ばれてきた。
これは?蕎麦茶かな?普段私は緑茶とほうじ茶ぐらいしか飲まないので、軽く口に含んだ時に少しの違和感と身体に染み渡るほのかに香ばしいお茶が私を休息へと導いてくれた。

メニュー
メニュー2

ん?そばがきってなんだ?しかも平日だけしか食べれない。これは気になりすぎたので先程の柔らかい店員さんに声をかけてみた。
そばがきとは練った蕎麦を切らないで調理したものだそうだ。切ったものが普段私たちが食べているお蕎麦だ。これでまた一つ私の知識として吸収された。
ここは迷わず平日しか食べれない【そばがき】そして【もりそば大】【柿の葉寿司】を注文した。
身体を休めながら蕎麦を待っていると、ズズズっとイタリアンやフレンチレストランでは聞こえてこない音が聞こえてくる。少し覗いてみると常連のおじ様が昼間から日本酒を嗜んでいらっしゃるではないか。俺も飲みたいんだよぉー!!!
蕎麦屋で平日の昼間から日本酒をいただくというのはこの上ない贅沢だな。
けれどもまだポスティング業務が残っているのでここはぐっと堪える。いつか蕎麦屋で昼間から日本酒を飲んでやる!と心に決めた。

そうこうしているうちに、お料理が運ばれてきた。
こんな木の上にお蕎麦が乗っているとなんだか贅沢な気分になってしまい自然とテンションが上がってしまう。
よだれが垂れないうちに、そしておじ様に負けないくらいズズズっと音をたてながら口に滑り込ませる。
もちもちとした歯応えに、上品な味わいで思わず小さい目を見開いてしまった。
なぜか私の中で十割そば(蕎麦粉のみ)はあまり美味しくないと勘違いしていたみたいで、正直あまり期待していなかったがびっくりするくらい美味しかった。
そばがきも初めていただいたが、お餅みたいな食感としつこくないお味が私のお腹を十分に満たしてくれた。

目標

JR奈良駅から三条通りを東に向いて上がっていくと、右側に見逃してしまいそうな看板がある。その標識に従い右折すると右手にお店が見えてくるのだ。
こういう素敵なお店に出会えるのもポスティングのおかげだなぁと実感し感謝している。
大変な業務だがいつもワクワクしながら楽しく配らせてもらっている。

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