今回はDTMを始めるにあたって必ず必要になってくるDAWソフトの選び方を見ていこうと思う。
ただ最初に言っておきたいのだが、私自身色々なDAWを使ったことがない為、詳細までお伝えできないのでご了承いただきたい。だが知っている限りの知識は振り絞るつもりだ。
ご紹介するのは比較的使っている人が多い(情報量が多い)DAWソフトを5つ紹介していこう。
1、Logic Pro
まず初めにご紹介するのは私が一番オススメするLogic Proだ。
なぜかというと私自身も使っているから教えやすい(笑)
そんな冗談はさせおき、まずオススメする理由としてこのソフトには最初から70GBと言う果てしない容量の音源が収録されている。
そしてその中には有料音源顔負けの音も入っている。
大容量なので自分好みの音を探すのも苦労してしまうかもしれないが、最初の曲作りには全く困らないはずだ。
そして驚くべきことにソフトの中に多種多様なドラムの達人たちが腕を組んで待機してくれている。
これはDrummerという機能で好きな音楽ジャンルからドラマーを選び、こんなふうに叩いて欲しいと指示を出してあげれば『任せておけ』と言わんばかりにすぐさまドラムを演奏してくれる。
これはドラムの打ち込みが苦手な人には大変活躍してくれる機能ではないだろうか。
そして何よりもソフト自体が安定している。作曲途中に落ちてしまうことなんて私は経験した事がない。
ややこしいインストールなども必要なく、購入しダウンロードすればすぐさま使用できるのも大きな魅了だ。
そして他のソフトではグレードというものが存在する。
値段が高いグレードを買えば使える機能も増える的なやつだ。
だがLogicにそんなものはなく、安い金額でフルに使える。わかりやすくて非常に気持ちがいい。
金額は24000円くらいだ。安い。
メリットをあげればキリがないのだが、一点だけデメリットがある
それはMACでしか使えないことだ。
2、Cubase
こちらも大変有名なDAWソフトである。
スタインバーグと言う会社の製品だが、親会社があの我が国が誇るYAMAHAだ。
そんなこともあり日本で使っている人が一番多いのではないだろうか。
日本語のサポートにも対応しており、情報量がかなり豊富だ。そこがやはりCubaseの一番のメリットではないだろうか。
このCubaseにはグローバルトラックとアシストという機能が備わっており、何でも一曲ごとにコード進行を管理できるといった素晴らしい機能だ。
シンプルにいうとコード進行を考えてくれるため、コード進行で悩まなくて済むという初心者には重宝する機能だろう。
あとボカロPになりたい人にもCubaseを強くオススメする。
そもそもVOCALOID自体が親会社のYAMAHAが開発を手がけているため、ボカロに関する操作専用のソフトがCubaseで使えたりする。(他のソフトでもVOCALOIDは使えます)
私はあまり詳しくないが、この専用ソフトを使いたいがために、Cubaseへ移行する人もいてるみたいだ。
Cubaseには5つのグレードが存在し、比較しながら選ぶ必要がある。
一番高い(フルで機能が使える)ので60000円ちょっとくらい。
もちろんWindows/MAC両方で使える。
さてここまで2つ紹介したが、このLogic ProかCubaseの二つから選んでもらって全く問題ない。
それでもまだ他のソフトがどんなのか見てみたいのであれば、もう少しお付き合いいただこう。
3、Ableton Live
私がDTMを始めるにあたって最初に買ったソフトがこれだ。
好きなアーティストが使っていたこともあり導入させていただいた。
このソフトのメリットとして【リアルタイムパフォーマンスに優れている】ということ。
最近のyoutubeなんかでも見かけるようになったが、たくさんのボタンが並んでいてリズムよくピコピコやっているアレだ。
こんなアホみたいな説明ではわからないだろうから動画をのせておこうかな。
このように非常に魅力的でいかにもインスタ映えしそうな演奏だが、Liveが一番向いている。
だが決して他のDAWでできないということは決してないのでご安心を。
そしてセッションビューという画面をメインで使える。積み木感覚で作曲ができるのだ。
エクセルのセルみたいなブロックが何個も並んでおり、その一つ一つのブロックの中に音を打ち込んでいく。
そのブロックを自由自在に並べ替えしたり、組み立てができるので違った感覚で作曲ができるのがいいところかもしれない。(最近のLogicでも良く似た機能ができた)
そういったところから私の個人的意見だがトラックメーカーやDJさんに向いていると思う。
このソフトのデメリットは価格が少し高いところ。80000円こえちゃう感じ。
ちなみにこのピコピコ機材もお高い。
4、Pro Tools
このソフトにピッタリな言葉がある。
それは『業界標準!』だ。
私の勝手なイメージかもしれないが、このソフトを使っているのはミキシングやマスタリングのエンジニアさんたちが多く使っているはずだ。
まずこのソフトを検索すると音質がどうだとか192Hzがどうだとか難しい言葉で責め立ててくる。
作曲家というより技術的な作業を行ういわゆる専門職な方々が使っているイメージだ。
実際に友達のマスタリングエンジニアはこのソフトを使っていると言っていた。
よってかなり優れているDAWソフトなのは間違いないだろう。
何度も個人的なイメージの話で申し訳ないが私のイメージは【お堅いやつ】だ。
5、FL studio
このソフトの最大のメリットからお伝えしよう。
それは【永久的にアップグレードが無料】だということ。
どんなDAWソフトも日々進化し続けている。私の使っているLogicなんかでも新しいバージョンが出てしまえばお金を出してアップグレードしなくてはならない。(新しい機能が使いたい場合)
だがこのFL studioは一度買ってしまえば永久的に無料でアップグレードできる。
なんて良心的なソフトだろうか。
あとこのソフトはダンスミュージックを作成するのに向いていると言われているが、これは現在のLogicでも使える機能ばかりなのでメリットとは言えないのかもしれない。
そしてデメリットだが日本語の解説が少ないことだろうか。インターフェースも英語のみらしい。
海外では使っている人も多いため、もしあなたが『英語余裕だぜ!』であれば何の問題もない。
最後に
ざっくりではあるが5つのDAWソフトを紹介させていただいた。
それでもいざ購入するときは悩んでしまうかもしれない。
そういったお悩みも個人的に相談していただければ私の持っている知識を惜しまなく解放するつもりだ。
遠慮せずどんどん質問してきてもらって大丈夫なので是非とも活用していただきたい。