人が多い
みなさんいかがお過ごしだろうか。
随分と暖かくなってきたので私にとっては活動しやすく、とても心地がいい。
(花粉症を除く)
久しぶりに三条通りや商店街を歩く機会があった。
人混みの嫌いな私は、いつも通り平日を選んだんだが、かなりの人が歩いているではないか。
しかも海外の方が半数以上占めているんではないだろうか。
円安の影響もあってか、観光客で埋め尽くされているイメージだ。
特に”高速餅つき”で有名な中谷堂さんの周りには、これでもかというくらいに海外の方達でごった返している。
さては海外向けのガイドブックにでも記載があるのだろう。
通行中の車に迷惑がかかってしまうので、警備員さんが大声で叫んでいるのだが、そりゃ日本語が通じる相手ではない。かわいそうに。
まぁなんにせよ、人混みが苦手だがどんどんと奈良でお金を使ってくれたまえ。笑
奈良で食べるベトナム料理
ちょうど中谷堂がある場所あたりから、北に向かうと”東向商店街”に入る。
しっかりとアーケードになっているので、いつ雨が降っても慌てる必要はない。
いろんな言語が飛び交う人と人の間をくぐり抜け、ようやく目的地に着いた。(左手に見える)
あまりにも人が多く、ランチタイムということもあり、多少順番を待つのは仕方がないと覚悟を決めていたのだが、すんなり店内に入ることができた。
店内は異国風な雰囲気を醸し出しており、食欲をそそる香りが漂っている。
手前には4人ほどが座れるカウンター、そしてテーブルがずらりと並び、奥には掘りごたつタイプの席がある。
私たちはテーブルの席に案内され、人混みで疲れた体を預けるように席についた。
メニューをいただき、一応目を通してみる。
だがしかし、頼むメニューはお店に着く前からもう決めてあるのだ。
私が是非ともお勧めするのが、ランチセットではなくランチコースの方だ。
このコムランチというお店の名前から来ているコースは、その名の通り期待を外さない。
最近では軽く1,000円を超えてしまうランチが当たり前になっているのだが、全て満足できるかというと正直そうでもないお店が多数存在する。
だがこのコムゴンのコムランチ(1,500円)は、逆に安いと感じるほどに充実したコースなのだ。
まず真っ先に出てくるのが、暴れ狂うお腹を納得させてくれる揚げ物と生春巻きだ。
この揚げ物に異国風の癖は全く感じず、何を挙げているかわからないがとにかく美味しい。笑
そして生春巻きを2種類のソース(ごま・お酢系?)の好きな方にペッタリとつけていただくのだが、とてもあっさりとしていて女性にも人気があるのが納得できる。
お次は蓮の茎?のサラダ。これもめちゃくちゃ美味しい。
もちろん食べ方は自由だが、私はえびせんの上にサラダをどっさりと乗せてかぶりつくスタイルだ。
シャキシャキとした食感にえびせんのパリパリとした食感が合わさって脳みそに響き渡る。
もう一瞬で食べ終えてしまうのだ。
そして最後の極め付けは”フォー”。名前ぐらいは聞いたことあるだろう。
小麦を使うのではなく、体に優しいお米で作ったベトナム代表の麺料理だ。
目の前に出された時は小ぶりに見えるため”少ないんじゃね?”と思ってしまうが、予想以上に量がある。
もちろん味付けも美味しく、パクチーが好きな人にはたまらない料理だろう。
ここまでくると女性はお腹が苦しくなっているかもしれない。
こちらは完全別腹のデザート。
この時点で満腹なのだが、そんなわがままなお腹も笑顔で迎え入れてくれる。
もう見ているだけでも満足感が伝わるんじゃないだろうか。
是非とも、近くを歩いた際は寄ってみてほしい。そしてコースを頼んで大満足してほしいと願っている。