見つけた!
前回の【音楽を創造する者として】のブログから基本音調について私なりに色々と調べさせてもらった。
元々Logic Proに入っているalchemyなどのシンセ内で音程を変更できないかと試行錯誤していたのだが、もっと簡単な方法を見つけてしまったので皆さんに共有しようと思う。
結果から先にお伝えするが、Logic Pro内に入っている全てのソフト音源の基本音調をプロジェクト(曲)単位で変更できるといったものだ。
もし興味があるのなら是非試していただきたい。
LogicProで基本音調を変更する
プロジェクトを開くと上部にメニューバーというものが現れるので、その中の【ファイル】を選択する。
その中にある【プロジェクト設定】を選択する。
またその中にある【チューニング】を選んであげよう。
そうするとこのような画面が出てくるので、上部にあるソフトウェア音源のピッチを変更することにより基本音調を変えることができるのだ。
ただしチューンのバーを左右にドラッグしたり、セント表示の横をクリックしても、432Hzピッタリにはならない。
そこでセント表示の数字に直接【-31.8】と入力しよう。
そうするとキッチリ432Hzになってくれる。
ソフト音源のみ?
ここで基本音調を変更できたのはいいが、あくまでもLogicPro内のソフト音源のみが変更されるのだ。
よってApple Loopsなどに入っているオーディオ素材は影響を受けない。(確認済み)
プロジェクト(曲)内でソフト音源とApple Loopsのオーディオ素材が混同するような曲にしてしまうと、音程が合わないためにかなりの違和感が出てしまうだろう。
※オーディオファイルの音程は10cent単位での変更はできる。
そして自身で購入したような外部音源も同じことが言えるので、もし使うのならそちらの音源も変更しなくてはならない。
まだまだ問題は色々あるが少しでも自由な音楽に近づいたのではないだろうか。
これで神秘的な効果があるかどうかは正直私にはわからないが、これで440Hzという音調から外れるという翼を手に入れられたのかもしれない。
ヨシトモのオススメ設定
オススメの基本音調は
①432Hz
②444Hz
まずこの二つの音調を設定し、名前をつけて保存してあげよう。
そうすると毎回設定する必要がなく、いつでもこの音調で作曲することができる。
音程が高い方が音に張りが出て、キラキラと元気な音になるのだ。
ゆったりと癒し的な曲を作る場合、音調を432Hzで作る。
そして元気な感じの曲を作る場合444Hzで作ってあげるのがいいかもしれない。
この444Hzの何がいいのかはわからないが、調べていると432Hzに負けないくらい良いことがたくさん出てくるのだ。笑