え?ほんまに行くの?
朝から若草山の近くで用事があったため、朝からバスに乗り心地いい空気を浴びながら優雅に散歩させていただいた。
用事も終わらせ、奈良公園も久しぶりなので鹿せんべいを購入し、集まってくる鹿たちに囲まれながら有意義な時間を過ごしていたのだ。
真後ろにいる鹿に気付いてあげることが出来なかったため、鹿がイライラし始めたのだろうか、腰あたりを思いっきり頭突きされた。
ぐぬぬぬぬ。。。私は大人なんだ!と必死に自分に言い聞かせなんとか怒りを鎮めることに成功した。笑
そうやって鹿たちに遊んでもらっているとお腹が空いてきたので、パートナーとどこにご飯を食べに行くかについて話し合うことにした。
すると思い出したように、『行きたいとこあるねん!!』
ほうほう。それは何屋さんなんだ?
『お漬物が食べ放題のところ!』
私は決して漬物が嫌いなわけではない。ただ私のテンションは確実に下がってしまったのだ。
必死に争おうとしたのだが、最近【初めての体験】にこだわりを持っていることもあり、渋々チャレンジすることにした。
平日なのに満席
Googleマップで場所を確認しながら、お店の方へ向かった。
平日だったのだが、修学旅行生や海外の方が多く奈良公園の周りは人でひしめき合っていた。優雅な散歩とはいかなかったが、日頃の運動不足の解消と、人に紛れる少しばかりのストレスが刺激になって良いこともある。
本当に人が多く、まともに写真を撮れなかった。よってWebから写真を集めたのでご了承いただきたい。
お店の前に到着すると店外までお客さんが数名ではあるが待っていらっしゃる。な、なんだと!?
お漬物のお店なんだから人気がなく並ぶことなんて無い。と私の頭は勝手ながらに想像してしまっていたのだ。(失礼)
順番待ちの名簿に名前を記入し、日陰で待つことにした。
15分ぐらい待っただろうか、名前が呼ばれ店内に入った。すると目の前に食券機があり先にお金を払うシステムで、よく見てみるとお目当ての漬物バイキングがなんと¥1700!!
さすが観光地!などと思いながら食券を購入し席についた。
優しそうなお姉さんが説明してくれた通りにポットに入っているお湯をほうじ茶が入っている急須に入れた。
『お湯を入れてから2、3分置いておく』とのことだったのだが、お湯を注いだ瞬間からたまらなく香ばしいお茶の香りが広がった。
お茶の香りには何の興味も示さない私のお腹は、早く茶粥とお漬物を取りに行け!と急かしたのだ。
小さいお皿に所狭しとお漬物を並べていく。全てのお漬物を乗せれるはずもなく少しの悔しい気持ちと一緒に席についた。
確実に手を合わせる速度と『いただきます』がいつもより早くなっていた。笑
お漬物を口に放り込み茶粥を一気に流し込む。汗をかき喉が渇いてたこともあり、このお漬物の塩分と茶粥の水分が一気に体を潤してくれる。
そしてこの懐かしさがあふれるような感じは、昔よく食べた『お茶漬け』を思い出したに違いない。
お茶碗を口元まで持っていき茶粥を一気に流し込む作業は男らしさをアピールできる一つの手段になるかも。笑
お漬物の種類が30種類くらいあるのだろうか、どれを食べてもとても美味しく、茶粥を3杯もおかわりしてしまったのだ。笑
とてもヘルシーなんだけど
本当に美味しくてもうお漬物なんて当分見たくない!と思うくらい食べた。
揚げ物など無く、カロリーでいうとヘルシーなのかもしれないが、とにかく塩分には注意が必要だ。
まぁ単純に私が食べ過ぎなだけなんだが、腹八分目とはよく言ったものだな。
けどバイキングって無性にお腹いっぱい食べたくなるんだよ。(反省)
お漬物はかなり塩分が高いので、夏の汗をかくこれからの季節にはピッタリだと思う。
皆さんも近くに寄ることがあるなら是非とも最高のお漬物を堪能してほしい。