またまた壮大なタイトルにしてしまったな。笑


このブログをご覧になられている方は、音楽を作る人、もしくは音楽を作りたいと興味を持っている人なのは間違いないだろう。


そういう方達のために今回は音や音楽に関してリアルに人間社会が関わってきた
あまりよろしくない事実をお伝えしようと思う。


引き返すなら今のうちだ。 へっへっへ(悪笑)

基音?

みなさん基音(きおん)って聞いたことあるだろうか。
基音とはその名の通り、基本となる音程(音調)のことをいう。


ドレミファソラシド


まずよく聞くこの音階は紀元前のギリシャで生み出された。
おもちゃの名前にもなっている【ピタゴラス】という天才数学者が作ったのだ。


ちなみにドレミファソラシドと普段私たちは当たり前のように呼び使っているが、この呼び方は実はイタリアの音階


それでは日本の音階はというと【イロハニホヘト】
ハ短調とかイ長調とか聞いたことないだろうか?


そして英語表記はよくコード進行とかで見覚えのある【ABCDEFG】だ。



この英語の【A】の音は、日本の【イ】の音であり、イタリアの【ラ】の音なのである。

どうしても日本に住んでいる私たちは始まりが【ド】のイメージが強いが、世界共通の基音は【ラ】の音なのだ。

基音の【ラ】は440Hz?

さぁここからが本題だ。


今現在【ラ】の音は世界の基準で440Hzだと決められている

この440Hzは1955年にイギリスで行われた国際会議で国際基準化機構【ISO】に設定されたのだ。


そう、よく見てみるとこの440Hzはまだ歴史が浅いのである。



オーケストラは1700年半ばぐらいからあるのだが、その当時の【ラ】は432Hzと今よりも少し音程が低かったのだ。

ここである人物を紹介しよう。

ルドルフ・シュタイナー 1861-1925

このルドルフ・シュタイナーさんは哲学、芸術、医学、農業といった様々な分野に影響を与えているみたいで、今現在も1000校以上の学校が存在するみたいだ。(シュタイナー教育)


この音楽とはあまり関係がなさそうな人がかなり気になることを発言している。

『432Hzではない基本音調は悪魔的社会へ導く』

何それ?めちゃ怖いやん。

基音が432Hzと440Hzの違い

そこで私もなんだかおかしな話だなぁと思い、色々調べてみた。

432Hz

まず432Hzを調べていると、432Hzを元にした音階は自然の調和音で黄金比率や天体の運行とも関係があるという。


奇跡の音だとか宇宙の神秘だとか、なんだかそれはそれで胡散臭い感じはしてしまうが良いことばかり出てくるのだ。

440Hz

次に440Hzを調べてみると、悪魔の音(デビルズトーン)だとかなんだか嫌な話ばっかり。


蜂に440Hzの音を聴かせると攻撃的になり432Hzを聴かせると穏やかにおとなしくなる。という研究結果もあるみたいだ。


人をも不快にさせ、ストレスを与え、創造力を低下させ洗脳しやすい状態を作り出す。


ほーん。それあかんやつやん。


それではなぜ世界基準の基音をわざわざ440Hzにしたのか?
432Hzのままで良かったんじゃないのか?
誰が仕向けたのか?何のために?


そんな疑問が私の頭を早足で駆け巡ったのである。

さぁ犯人探しだ

ここは名探偵になったつもりで早速スマホを弄りまくってみた。


1910年
ジョン・ディーガンというアメリカ海軍の方が、ロスチャイルドの資金提供により、米国音楽家連盟に加入し、コンサートで演奏されるチューニングを440Hzへと変更していった。


ん?


1939年
その後プロパガンダに力を入れていたナチス。
プロパガンダの天才、ヨーゼフゲッペルズの支援により、ヨーロッパが440Hzを標準化させました。


んん?!


これは完全にあちゃちゃである。


ロスチャイルドやナチスやら、そもそも音楽に興味がなさそうな人たちが必死になって動いているではないか。


そういう人たちが音楽の真の力を利用して悪巧みをしている。という風に感じてしまうのは私だけであろうか。

DTMで432Hz

もうこうなってくると、基音432Hzで音楽作りたくなっちゃうよね。


もちろん私も何度かチャレンジしてみた。


ところが現在のシンセなどは全て440Hzで設定されているために、使おうとする全てのソフトの基音を変更しなくてはならない。


しかも各シンセでやり方や呼び方や調整方法が違うのだ。
(できないのもあるっぽい)


音を後で調整するときはHz表示が多いのだが、
基音を変更するとなるとcent単位(1cent=1/100半音)での変更が多く、計算も含め非常に手間がかかってしまうのだ。


ただバンドや弾き語りやなどの生楽器の場合はすんなり432Hzの音楽を奏でることができるだろう。


ピアノの場合も調律師さんに『432Hzで調律お願いします』と伝えればやってくれるはずだ。

↓432Hzでチューニングできるチューナー

最後に

YouTubeなどで432Hzと検索してみると、ヒーリングミュージック的なのがいっぱい出てくる。


ただし専門家に言わせれば偽物(432Hzではない)も普通に混じっているらしいのであまり信用しない方がいいかもしれない・・・


そして有名なアーティストでは、藤井風さんや宇多田ヒカルさん、エンヤさんやボブマーリーなんかも432Hzの楽曲を作っていらっしゃるみたいだ。


私はストレスや攻撃性というのも完全に【悪】だという見方はしていない。
一部の音楽に攻撃性があってもいいじゃないかと思っている。


けれども誰かが都合よく勝手に決めた事で、知らない間に、気づかないままに曲を作ってしまうのは本当に許せなかったのだ。


さぁこれであなたも自由に選択できる立場になった。


音楽を創り出し、聴いてもらう側として、一歩踏み込んだその先の未来を思い描く糧にしてほしい。


私は将来、DAWの中で基音を簡単に変更できるプラグインを開発したいという夢をもっている。
その夢が叶えば生徒さん全員に配布予定だ。笑

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