見た目的にアーティスト気分♪

パソコンの横にスピーカーが置いてあると、それだけで『本格的な人』みたいな感じがするのは私だけであろうか。笑
このモニタースピーカーは置くだけでアーティスト気分が味わえるのだ。

音楽とは数学の問題集ではなく、自身の感覚や感情を表現する、いわゆるイマジネーションが非常に大切になってくる。

なので見た目や雰囲気というのは大事な要素を含んでいるはずに違いない。
現に実際のアーティストなどを見ていると、照明の色までこだわり自身の内面を最大限に表現できるように作業する部屋の雰囲気にも相当こだわっている。

私にはスピーカーが必要?

まずモニタースピーカーの役割を説明しよう。
音の確認という面だけで考えればモニターヘッドホンがあれば何も問題はない。
ただヘッドホンの場合、右耳と左耳で流れてくる音は隔離されており混ざり合うことはないはずだ。
そこでモニタースピーカーを使うことにより左右の音が混ざり合い音の相位が確認できるのだ。そこだけを考えるのであればよりエンジニアの感覚に近い。

それとは別に私が重要視しているところがある。
ヘッドホンの場合耳元でしか音は鳴らない。だがスピーカーの場合周りの空気を振動させ、人間の耳だけではなく肌で音を感じることができるのだ。
私自身はこれこそが重要な役割だと考えている。

私の個人的なスピーカーとヘッドホンの使い方だが、
まずはスピーカーで曲を作り始める。そして音の詳細を確認したいときにヘッドホンを装着し、もう少し高音を出そうとか、低音を抑えようとか細かな調整をしている。

自分の環境に合わせて

けれどもスピーカーは机の上に常に置いておく必要が出てくる。
毎度パソコンを開くたびにスピーカーを出してきて繋ぐという作業はあまり現実的ではない。
よって自身が作業する机に完全据え置きの形でスピーカーのスペースを作らなくてはならなくなる。

このモニタースピーカーというのはちょっと良いものを買おうとすると髪が抜け落ちてしまうんじゃないかと思うくらい高額になってしまう。
そしてスピーカーを使うにはオーディオインターフェースが必要になってくるのでチェックしてほしい。

自宅で大きな音は出せないし、値段は高いしで需要は減ってきているのかもしれない。
そして何より良いスピーカーを買う前に良いヘッドホンを買った方が絶対にいい。


けれども安くて使えるスピーカーはある。
今回はモニタースピーカーの選び方やオススメを紹介していこう。

アクティブ型とパッシブ型

なんだか聞き慣れない言葉が出てきた。
だがこの二つの種類を確実に覚えないと購入時に大失敗してしまう。
DTMで使用するのは基本【アクティブ型】だ。間違えてパッシブ型を購入してしまってもオーディオインターフェースと直接繋げることはできないし音は鳴らない。(別途アンプが必要になる)
それは本当に涙が出てくるくらい悲しい出来事でトラウマになってしまうだろう。

それではこの2つには何の違いがあるのだろう?
それはアンプ(増幅器)が付いているか、付いていないかの差なのだ。
まだ『は?なにそれ?』となってしまうだろうからもう少し解説しよう。

DTMで使うアクティブ型(アンプ内蔵)のスピーカーには電源スイッチが付いていて、ボリュームノブが付いているタイプが多い。
という事は電源が必要な為、コンセントコードが付いてくるのである。
それに比べパッシブ型は電源スイッチなどはなく、別途用意したアンプに繋げるイメージだ。

ただ見た目だけでは判断するのは難しいのでモニタースピーカーを購入する前に必ず【アクティブ型】や【アンプ内蔵】【パワードスピーカー】といったワードが入っているか必ず確認してほしい。

ペアか単品かを確認する

モニタースピーカーは1本の単品売りをしているメーカーやお店が多い。

スピーカーを買ったら2本あるものだと信じて購入し、ワクワクしながらダンボールを開けると1本しか入っていなかったらどんな気持ちになるだろうか。
イヤだ。考えたくもない。

皆さんにはそんな気持ちになってほしくはないので、購入前に必ずペアか単品かの確認をしてほしい。

スピーカーの性能

これはヘッドホンの時にも説明したが、スピーカーにも【再生周波数帯域】というものが存在する。
これはそのスピーカーが低い音から高い音までどこからどこまで鳴るのかを表している。

あまりピンとこないかもしれないが、スピーカーよりもヘッドホンの方が低い音の再現力に優れている。
スピーカーで低い音の再現力を求めると、スピーカーがどんどん大きくなっていき、金額もどんどん膨れ上がるイメージだ。

この再生周波数帯域の数字はスペック大好き日本人からすると気になってしまうかもしれないが、私はあまり重要視していない。
それよりもモニターらしくクセが少なく、明確な音を出してくれるスピーカーを選んだ方が好ましい。


今回は選び方というより、注意点の説明になってしまっているがまぁ気にしないでおこう。
『選び方わからへんやん』と怒られてしまいそうなので、これを選べば間違いないスピーカーをご紹介していこう。

おすすめモニタースピーカー

①マッキー CR3ーX

完全コスト重視!とにかく安い!
正直私はこのスピーカーを使ったこともないし、音を聴いたこともないし、気にしたこともない。
ただ皆さんに紹介する上で調べていたところ、このスピーカーは値段の割には良いとプロの方もオススメするぐらいの代物なのだ。
少し低音が出るというレビューも見受けられたが、そんな事は何よりも価格が安いので気にしない事だ。
とにかく安くて良いスピーカーをお探しならまずはこれを使ってみてもいいと思う。

②YAMAHA HS5

ド定番!大変コスパが良く大人気の商品。
私もDTMを始めた時から長年使用していたが最初のモニタースピーカーとしては大満足の商品だ。
解像度も申し分なくどんな音もはっきりと聴き取れる。
先のマッキーよりは高額になってしまうが、それでも手が出しやすくアマチュアからプロまで幅広い人気を誇っている商品だ。
最初はこれを買っておけば間違いない!と自信を持って言い切れる。
個人的に少しだけ気になるのは中音域あたりが少し前に出てきているくらいかな。

③ADAM AUDIO T5V

私が現在狙っているブランドがこちら。
このアダムオーディオはドイツのベルリンにて設立された会社で、『正確な音、原音に忠実、高解像度』というキャラクター特性をしている。
特にこのTシリーズはお手頃な価格で多くの人に優れたモニタースピーカーを使ってもらいたいというADAMの心意気が反映されている。

④GENELEC 8010AP

私は現在このブランドを使っている。
この辺りから値段が高くなってきてしまうが、間違いなくオススメできる商品である。
このGENELECのスピーカーは全体的な解像度が高いのはもちろんのこと、低音が前に出てきてくれるのでヒップホップやベースミュージックなどの低音重視に特化した音楽に最適な印象だ。
実際にトラックメーカーさんで使っている人が多いイメージだ。

⑤ADAM AUDIO A4V

先ほどと同じブランドになってしまうが、私が今買おうか悩んでいるのがドンピシャでこのスピーカー。
こちらは先のTシリーズよりも高性能なAシリーズにあたる。
私は現在GENELECの8020シリーズを使っているのだが、それ以外にフラットな特性で有名なこのADAMのスピーカーでも音を確認したいと思っているのだ。
そう私の夢の一つであるスピーカーが並んでいる空間に向け頑張っている。

最後に

①で紹介したマッキーは大丈夫そうだが、②〜⑤のスピーカーは必ずペアか単品かを確認してほしい。


スピーカーというのは自分だけではなく、周りの人にも音が聴こえてしまう。
曲を作っているとテンションが上がってしまい、ボリュームを大きくしてしまいがちだ。
防音室なら何ら問題ないが、集合住宅なんかではクレームの元になる可能性が出てくる。
なのでご自身の環境に合わせながら必要かどうかを見極めてほしい。

ただ私の夢はでかいスピーカーのでかい音で踊りながら作曲する事なのだ。

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